先日、24年度不動産取引セミナーを受講して参りました。(写真は受講修了証です)
今回の研修内容は、「東日本大震災から学ぶ宅建業者・管理業者のリスクマネジメント」と題されたもので、講師は仙台市若林区で不動産管理業を営む方でした。実際に大災害に遭遇したからこそ聞ける、現場の惨状から不動産管理対策までと、非常に考えさせられる内容でした。
具体的な内容は以下の通りでした。
・平素からの総合的な管理、リスクマネジメントの重要性(賃貸)
・地盤、宅盤の調査の重要性(売買)
・近隣、県内のみならず、近県の建設業者等とのかかわりを持つこと(近隣業者も被災しており対応できない事がある)
・有事の際いかに迅速に冷静に対処するか(入居者・物件の安否確認等)→ピンチから信頼につながる
あの未曽有の大地震を体験した方に、しかも同業社の立場からの話が聞けるとは、とても貴重な研修でした。
日々の地道な備えが入居者や物件を守るのだと心得て業務に生かしていこうと思いました。