師走に入り、さすがに寒い日が続きますね。
さて、本日、弊社加入の業界団体(社)栃木県宅地建物取引業協会主催の業務研修が開催され、受講・修了いたしました(画像はその「修了証」です)。
今回の研修内容は「事例・判例で学ぶ不動産相談事例」と題され、講師は不動産法令に精通した弁護士先生でした。私共不動産業者(専門家)向けの内容にふさわしく、一般の書籍等では取り扱わないような、それでいて不動産仲介業務の現場ではよく遭遇する事例がピックアップされました。具体的(抜粋)には、
(売買仲介編)
①放射線の重要事項説明は必要か?
②位置指定道路(私道でありながら地目は「公衆用道路」)に通行権は伴うか?
③倒産のうわさのある会社の社長個人名義資産売却を仲介する際の問題点
④売買契約後、引渡しまでの間に買主が死亡したら?
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(賃貸借仲介編)
①敷金返還訴訟の「現状回復特約」についての最高裁判断
②競売物件の賃借入居者の建物明け渡し
③賃貸契約における「解約」と「解除」の違い
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どの項目も業務に即・活用できる内容で充実していました。皆様でも、不動産の「どうして??」がありましたら、お気軽にお尋ねくださいね。お答えできることが沢山あると自負しています(いわゆる「相談無料」ですね)。
ちなみに今回の研修は、(売買仲介編)は社長の渡邉が、(賃貸借仲介編)は賃貸営業担当の肥後が修習致しました。