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二酸化炭素に明るい未来を見る新成人

コロナ禍により、世界中が自粛や規制を余儀なくされるという異例の年明けでした。帰省や旅行、外食も我慢です。なかでも成人式の中止や延期は新成人にとって一生に1度の晴れ舞台を失うことになり、さぞや残念だっただろうにと同情するばかりです。ところが、成人の日、あるラジオ番組を聞いていたときに登場した新成人の話がこの重苦しい空気を吹き飛ばしてくれました。現在東大生の村木風海氏である。彼は小学校4年生のとき、宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士著の冒険小説に触発され火星移住という夢を抱いたそうですが、人が住むためには火星の大気の95%を占める二酸化炭素(CO2)をどうにかしないといけないと知り、大気中からCO2を取りだす方法を研究、なんと17歳のときにその実験に成功しているということです!現在はこの技術を地球温暖化の対策とすべく一般社団法人 炭素回収技術研究機構(CRRA)を設立し、機構長として既に産官学連携で装置工場の建設までしているというではありませんか。その一方で2045年には必ず火星に行くことを断言。なんでも現在の技術だと、数年かけて火星に行くには行っても、帰りの燃料がないので結局行けないそうですが、この技術により火星のCO2から燃料を精製できるので、火星間を往復できるというのです。2030年までに地球を温暖化から救い、その地球を火星に移住した人々の故郷、帰省先にしたいのだと。理路整然と、ときに無邪気に、ときに熱く語るその口調に、しばしコロナ禍のことを忘れ夢中になって聞き入ってしまいました。突然のコロナ禍で閉塞感に満ちた日々の中で一筋の閃光を見たような気分です。世代は違っても同時代に生きる一人としてこの若者を尊敬するとともに、自分も一企業人としてお客様に希望や明るい未来を届けたい!と奮い立ったひとときでした。

更新日時 : 2021年01月12日 | この記事へのリンク : 

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