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リノベーション賃貸マンション プロジェクト進行中!

鉄筋コンクリート造(RC)6階建の賃貸マンション。宮環近く、バス通りに面する好立地物件です。

RC造はとにかく頑丈で、耐用年数は税法上47年、実際にはもっとずっと耐用します。

問題は2つ。

一つは、構造体(スケルトン)は頑丈でも、内装や設備(インフィル)の耐用年数は10年から20年であること、また、間取りや設備は時代のライフスタイルに合わなくなるということ。 

 もう一つは、改正される建築基準法等の法令に適合しなくなってくること(もちろん、建築時の法令をきっちりクリアしてるのですが・・・)。

このマンションも、旧耐震基準(昭和56年に新基準となる)の建築でした。私的には、旧基準でもRC造は木造等よりよほど強く、東日本大震災のようなメガ地震でも無い限り、問題はないと思うのですが、入居者はやはり「もしものこと」が心配ですよね。

家主さん、考えた末、建物の耐震補強を施工することを決断されました。耐震診断、補強工事と莫大な費用を負担したjことと思います。

さて、・・・スケルトンは耐震基準を満たした立派な建物になりましたが、インフィルは(失礼ですが)時代遅れで空き室も目立っています。 

家主さんに相談されます。「折角耐震補強したのだから、入居率を上げたい。リフォームが必要だと思うがどこを修理したらいいかか」。当然だと思います。

そこで、当方もこれまでの経験や知識を集結して以下のようなコンサル・提案をさせて頂きました。

コンサル1 

 間取り変更素案(Cタイプ)

 

 

 

そして下の間取りでリノベーションする方針に。スタイリッシュで機能的なファミリー向け2LDKです。

折角の最上階の6階(眺望抜群)なので、開放感を持たせるよう考案しました。 

 

 madori

 リノベーションではインフィルをほとんどリニューアルします。

今までとは別次元の価値をもった物件に生まれ変わらせるからです。

設備・建具、内装、塗装、その他一切の仕様・グレード、デザイン、カラーの選定が当方に任されました。

水回りは(特に流し台)と建具については、施工業者さんにお願い倒して、見積額よりもかなりランクの高いものを入れてもらったり、(有難うございました!)トレンドを研究して室内をカラーリングしたり。

損益的側面。費用対効果のこと大事です。予想家賃から、逆算し工事負担額の上限を設定し、効果が期待できる機能等を優先した構成のリノベーションを目指しました。。 

********

現在9割以上の工事が終了しました。もうお披露目したくてうずうずしているのですが、折角ですのでクリーニングが完了し、きれいな姿をお見せ致したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更新日時 : 2014年12月04日 | この記事へのリンク : 

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