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60歳以上向けの住宅ローン「リ・バース60」の利用が急増(住宅新報R2.3.17付)

住宅金融支援機構の「リ・バース60」は、リバースモーゲージ型住宅ローン。毎月の支払いは利息のみで元金はなくなった時に対象物件を売却することで一括返済する仕組み(一般的)ですが、この商品の特徴は新たに所有する住宅でも抵当権設定が可能であるとともに、「ノンリコース型」が利用できる点です。

ノンリコース型は、亡くなった時の売却代金でローンを完済できない場合でも、相続人に債務返済が請求されない方式で、「子供に迷惑を掛けたくない」親世代の心理に応えたところ人気を呼び、取り扱い金融機関の数も増えました(全国59機関)。

利用の内訳は、新規住宅取得が5割を占めますが、月数千円の返済負担でリフォームが可能であることから、リフォーム目的の利用も増加しています。

また、特徴的な用途は「借換」で約25%を占めます。サラリーマン世帯は退職金でローンを完済し老後は年金と貯金で暮らしていくのがこれまでの常でしたが、昨今とりだたされる老後問題(介護や病気、年金受給額の減額など)の懸念から、リ・バース60で既存の住宅ローンを借り換え、退職金は万が一の為にプールしておくという方も多いようです。(※現在のところリ・バース60で調達した資金の使途は住宅関係に限られます。)。

とても理にかなった使い勝手の良い融資です。60を過ぎても夢のマイホームに手が届く時代になりました。

更新日時 : 2020年03月22日 | この記事へのリンク : 

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